◎リラックスチェアのおすすめとして必ず候補に上がるニーチェアXの特徴とメリットとデメリット

日本の暮らしに合わせたリッラクスチェアの名作

リラックスチェアや安楽椅子は大きめのもの(椅子)がほとんどですがニーチェアXは比較的コンパクトな設計で日本の生活に合わせた圧迫感のないデザインにされています。
軽量設計なので持ち運びが簡単でリビングでの映画鑑賞、書斎での読書、天気の良い日は思いきってベランダやウッドデッキへ持ち出して青空の下のティータイム。オフの日はビールを片手にリラックス。
それぞれの場所がリラックス空間に変わる体験はとても魅力的で一般的な重くて大きなチェアでは想像できない多様性のある楽しみ方ができます。(チェアを好きな場所に持ち運ぶ事ができる。)

▲大自然がリビングに変わる体験は魅力的。お客様の中にはキャンプやアウトドアで利用されている方も。(※室内用チェアですので野外での利用をおすすめはしておりませんが楽しみ方は自由でありたいと思っています。)

また、パーソナルチェアとしても珍しい折りたたみ式なので、使用しない時（日々の整頓）は布団のように収納できるという日本人らしいデザイナー新居猛の発想は購入前は見落としがちですが日々の生活の中で使う「暮らしの道具」としてとても考えられたメリットです。
その機能性とデザイン性の高さがシンプルでありながらリッラクスチェアの名作として、グッドデザイン賞などの社会評価や1970年の発売から50年以上変わらず愛される椅子となった魅力の一つでしょう。

座り心地を追求したハイバックローチェア

ここ数年キャンプなどのアウトドアシーンでも人気のおしゃれなローチェアですが、このローチェア特有のリラックス感を更に洗練させてくれているのがハンモック式(包み込まれる)の大きめのハイバックです。
ニーチェアの背もたれの生地は手間を惜しまず昔ながらの製法で作れている「倉敷帆布」を使用しています。この丈夫でしなやかな大きめの背もたれが身体と頭を支えてくれ、深く寄りかかる事で自然と深い呼吸に変わりいつの間にかうたた寝してしまう程リラックスしています。
頭と身体を預けるのでデスクワークやダイニングで利用する通常の椅子とは違って腰への負担も少なく腰痛が緩和されたというお話も(個人の感想)伺います。

ニーチェアXデメリットはあるの？

ここまでニーチェアXのメリットについてフォーカスしていますが、もちろんデメリットもありますそれは床面へのダメージです。一般的な椅子のように集中して荷重がかからない分、跡が残りにくい設計になっておりますがご使用の環境にもよって特にロッキングチェアは動きますので床面のダメージがある場合があります。
ただ、この点は他の椅子も同様にフローリング(特に無垢材など)や畳の上で使用される場合には基本的にはどちらのタイプもラグやクッション性のあるマットなどの敷物のご利用をおすすめしています。

ニーチェアXとニーチェアXロッキングの違い　〜どっちがいいの？〜

通常のXタイプは固定されているのでローチェア特有の深く腰掛ける姿勢と相性が良く安定感がありとても落ち着いた座り心地です。ロッキングタイプはロッキングチェア特有の揺れが心地よく揺り椅子とも呼ばれるようにリラックスチェアのアイコン的なイメージもありリラックス効果が高いという違いがあり、
ゆらゆらと揺らす事ができるのでロッキングチェア特有の立ち上がりやすさはメリットとしてあげられる事もあります。Xタイプは立ち上がりを比べると低い姿勢からそのまま立ち上がるのでローチェア特有の立ち上がりにくさはデメリットとしてあげらる事もありますので例えば膝の負担など気にされる場合にはロッキングタイプの方が良いでしょう。ただ、ニーチェアXはリラックスチェアとして座り心地を追求していますのでXタイプのデメリットも個人によって変わってくるもので「どっちが良いの？」とご質問を頂く事がありますが、答えは「どちらも良い」という回答になってしまいます。

それから、両タイプを利用して気づく事ですが脚の形状が違うので座面(一番低い位置)の高さに若干の違いがあります。タイプの違いは殆どありませんが膝下からの足の高さが若干変わる為、強いてあげると150?前後の方がロッキングタイプを利用すると初めは足が落ちつかなかったり、180?前後の方はXタイプよりロッキングタイプの方が座面が高い分利用しやすいなどがあります。
(写真は170?前後の方が使用した場合が写真モデルさんです。)ただ、年間沢山の方にご利用頂く中で感じるのは大柄な方でもハイバックで頭を支えるというよりも首を支えるような形になったり、小柄な方でもロッキングをゆらゆらさせて好きな位置で座られていたりと皆様ご自身に合わせて調整されながら好みのタイプを楽しんでいられる印象です。
ニーチェアXの満足度の高さはそういう点もあるのだなと思います。実際、足置きやオットマンなどでも調整がきますので私たちがおすすめする場合にも、お客様のお好みに合わせて選んで頂いた方が結果として満足度の高いものになると考えております。

ニーチェアのある暮らし

1970年から続くニーチェアXですが時代の変化の中、一時期は製造中止や近年では急激な人気の為メーカーからの販売一時中止(現在は再開されています。)などがありました。販売価格も世界情勢・生産状況の変化に合わせて変化しておりますが、これからも50年、100年と愛されていくであろう椅子とともに今この時代を共に過ごせる事に感謝をしてこれらも大切にお届けできるようにご案内させて頂きます。